日本語検定2級を受験しました。
結果は惜しくも準2級。
2級なら合格できるかなーと根拠のない自信があったので悔しい結果です。また次回がんばります。
実際に日本語検定2級を受けてみて「もっとこうすればよかった」とか「あれ意味なかったな」とか思うことがいくつかありました。
今回は日本語検定2級を受験してみて感じたことを書きたいと思います。
日本語検定2級はこうやって勉強しました(結果は準2級)
僕が日本語検定2級の勉強としてやったことは、下記の2冊を繰り返し解いただけです。
- 日本語検定2級 公式練習問題集
- 日本語検定2級 公式過去問題集
この勉強方法は間違っていたと思ったので、詳しく書いていきます。
日本語検定2級 公式練習問題集
10年ほど前に日本語検定に興味を持ち、問題集を買ったことを思い出して実家から見つけてきました。
全分野が1冊にまとまっているので、ひと通り解くことで自分の苦手な分野を把握することができます。
ただ圧倒的に量が少ないです。
「敬語」「文法」「語彙」「言葉の意味」「表記」「漢字」「総合問題」の7分野もあるのに、問題集は150ページほどです。
僕は全体を2周ほどやり、苦手だと感じた語彙や漢字の分野を繰り返し解き直しました。
考え方を理解すればよい敬語や文法は繰り返し解く意味があります。
しかし語彙に関しては薄い問題集に収録されている量なんてわずかです。
問題集を繰り返しやるよりも、語彙に特化した問題集をやったほうが効果が高かったのではと思いました。
日本語検定2級 公式過去問題集
過去2回分の過去問題が掲載されています。
僕は3回ほど解きましたが、正直言ってほとんど意味ないです。
なぜなら過去問と同じ問題は出ません。
出題範囲が狭い資格試験であれば過去問をやる意味はあります。しかし日本語検定の出題範囲は日本語なので、とてつもなく広いです。
過去10年分(20回)くらいであれば重複する問題があるかもしれませんが、膨大な出題範囲の試験のたった2回の過去問です。
考え方を理解する必要がある敬語と文法であれば、繰り返し解く意味があるかもしれません。
しかし四字熟語や慣用句など語彙に関しては、直近の試験に出たものはおそらく出ません。
過去問は出題傾向を知る程度でよいと感じました。
日本語検定2級に合格するための勉強法を考える
日本語検定2級を受けようと思っている人の多くは、普段から敬語や「ら抜き言葉」などの文法に気をつけている人だと思います。
敬語や文法は、公式問題集をひと通りやって考え方を身につけるだけでよいでしょう。
結局「語彙力」「漢字力」をいかに増やせるかだと感じました。
僕自身も問題集を解いて語彙と漢字の弱さを把握していたのに、「過去問と問題集だけやっておけば大丈夫でしょう」と楽観的に考えていたことが原因です。
日本語検定には語彙や漢字などの分野ごとの問題集や公式の単語帳が出ています。
レビューを見ると分量がやや少ないそうなのです。
これらをやりつつ四字熟語などのスマホアプリで勉強するのがよさそうかなと思います。
全体の問題集買って、分野ごとの問題集買って、単語帳買って、と結構出費がかさみますが、受け直すよりは安いです(2級の受験料は5,800円)。
僕はこのやり方でやってみるので、結果はまたブログに書きます。
まとめ:次回は日本語検定2級に合格します!
僕が準2級になってみて考えた日本語検定2級の反省点を書いてみました。
まとめると、以下のとおりです。
- 過去問を何度も解く意味はない
- 語彙力と漢字力を増やすことがカギ
次回こそは2級をもらえますように。