DESIGN
上顎に歯はなく
歯床板が残された
欠けた形こそが
選ばれた design
紙はいらない only green
Don’t get me wrong, you know the truth
草を噛み 枝を裂き
生き残る that’s the rule
上下の唇 重ねてdance
挟んで食べる design
不完全が刻む
永遠のproof
歯床板と切歯で
未来を噛みしめる
今を刻んで
この口で生き抜く
欠けたものこそ
進化の sign
揺らぎながら
still alive
白い手紙 食べたことない
童謡が作った 虚像の中で
下の切歯と 歯床板で
頭を振って 噛みちぎる
緑を食べる truth is here
吐息まじりに sing along
木の葉かみ 皮を裂き
反芻する that's the song
縦横無尽に 進むbalance
高所を好む instinct
欠けているから
強さになる
歯床板と切歯で
未来を噛みしめる
今を刻んで
この口で生き抜く
欠けたものこそ
進化の sign
揺らぎながら
still alive
地面まで 届く
短い草も 食べられる
ないからこそ
できることがある
歯床板と切歯で
未来を噛みしめる
この形のまま
ここで生き抜く
欠けたものこそ
進化の sign
揺らぎながら
I'm alive
ミニ解説
アルバムの中で最後にできた曲です。
というかそもそも全10曲を想定していたのですが、完成した曲を並べたときに、goat/sheepの後にメタルが来るとどうも落差があるかなと思い、男性ボーカルの曲を何か入れようかと思って作りました。
結果的に男女デュエットになり、ジャンルはネオソウルなので、この後にメタルが来てもやはり浮くんですが。
男女デュエットは大変なので2度とやりたくないと「輝くRhythm」という曲を作って思っていたのに、結局やりました。
今回のアルバムの中で、なんとなく歌詞には出てくるものの、上の前歯がないことに重点を置いた曲がないなと思ったので、歌詞を作りました。
「ないからこそ できることがある」とか、欠けているように見えるけれども、実はそれがすごいことだというとても前向きでいいなと思うのです。