ドラクエウォークをやめて3週間が経ち、ついに本当の意味でやめることができました。
というのもアプリを削除しました。
これまではアプリを起動していなかっただけで、またいつでも戻れるようにとアプリは残してありました。しかし数日前に「もう絶対に必要ない!」と思い、アプリを削除するに至りました。
大掃除をしたかのような清々しさです。僕にもうドラクエウォークは必要ない。
脱ドラクエウォークをしてから「そもそもなんではじめたんだろう」とか「なんでやめるのに時間がかかったんだろう」と考えることがたまにあります。
今回はそういった、
- ドラクエウォークをはじめたきっかけ
- やめようと思った経緯
- 課金額
といったあたりについてまとめてみようと思います。
なぜドラクエウォークをやめる決断をしたのか
現在の環境から抜け出したく、スキルアップをして転職したいと考えています。
あれもしたいし、これもしたい‥‥。
特に何してるわけでもないのに、家に帰るとあっという間に寝る時間になってしまう毎日です。
興味本位でブログをはじめたものの、まだまだ記事を書くのには時間がかかります。
時間を作るためには、自分の生活を見直さなければならない。そして無駄遣いしている時間を捨てなければならない。
自分の日々の過ごし方を見つめ直したときに、圧倒的にスマホを見ている時間が長い! そして楽しいと思ってすらいないドラクエウォークをいじっている時間が長い! と痛感しました。
学びの時間を増やすために思い切って辞めようと決心しました。その日からアプリを起動しないようにしたのでした。
僕がドラクエウォークをはじめた経緯
僕がドラクエウォークをはじめたのは、リリース日の翌日(2019年9月13日)です。リリースされたニュースを見て、ダウンロードしました。
なぜはじめたのかと言うと、もちろんドラクエだからです。
もともと長距離を歩くことが好きな僕は、位置情報ゲームには興味がありました。しかしIngressやポケモンGOが話題になった当時の僕はスマートフォンを持っておらず、波には乗れませんでした。
それから数年経ち、僕はスマホを持ちました。
そしてドラクエの位置情報ゲームがリリースされるというニュースを目にしたのです。
僕はドラクエIVにだいぶ影響を受けて育ったので、ドラクエで位置情報ゲームがはじまると言ったらやらない選択肢はありませんでした。
実ははじめからピンときていなかった
位置情報ゲームはバックグランドで勝手に動いてくれるものだと思っていました。放置しておいて帰宅したときに成果を見るといった、歩数計に少しゲーム要素のある程度のものを想像していました。
しかし実際にはバックグラウンドに対応しておらず、起動させた状態で歩かなきゃいけないことに戸惑ったことを記憶しています。
電池がすごい速さで無くなるので、モバイルバッテリーは必須です。バッテリーセーバーの機能が追加されましたが、個人的にはさほど変わらないという印象でした。
そして、その違和感はアップデートのたびに大きくなっていきました。
ドラクエウォークはアップデートされるたびに色々とやることが増えていきます。歩数計に毛が生えたようなゲームを求めていた僕にとっては、次々に追加される要素が面倒で仕方ありませんでした。
メガモンスター、ほこら、あるくんです、カジノ‥‥etc
起動させて放置すれば大丈夫なゲームからはどんどんと離れていき、電車内や帰宅後など歩いている時間以外もドラクエウォークをプレイする時間が増えていきました。
ドラクエウォークの総課金額は?
課金額は3年半で2000円いかないくらいです。
1年目のゴールデンウイークに500円課金して、その翌年に1000円くらいを課金したような記憶です。
もちろん欲しい装備などはありましたが、巷で言われているほどガチャが当たらないということも感じなかったですが、そもそも僕はドラクエウォーク以外に他のスマホゲームアプリをやった経験がないので、比較対象がありません。
そうはいっても、一日1万歩ほど歩いていればマイレージが溜まって週に一度は10連ガチャを回せます。ジャムも結局3万ジャムくらいは余っていたと思います。
自分にとってのゲームをやることとは
僕のなかでストーリーのあるゲームをやることは、本を読んだり映画を観るのと同じような位置付けです。
本や映画で感動するのと同じように、ゲームのシナリオで感動したいと思っています。
自分で動かしてゲームの世界に入り込むからこその達成感も加わり、本や映画以上の感動を与えてくれることも多いです。
しかし僕にとってドラクエウォークのストーリーはいまいちピンと来ていませんでした。そもそもストーリーそのものを忘れてしまいます。
イベントが多いので、それらをやっているうちの本筋の記憶は薄れます。それに加えて、本筋は続きが出るまでに時間が空くので、すっかり忘れてしまっています。
そのため、やめる直前の数ヶ月は本筋であってもイベントであっても、全てのシナリオをスキップしていました。
読んだところでわからないので、第1章からもう一度ストーリーを追うのも面倒くさいですし、そうやって忘れてしまう程度の没入感だったのかもしれません。
なぜ三年半辞めなかったのか
はじめからピンときていませんでしたし、シナリオもすべてスキップをしていました。
しょっちゅう周りにも「全然面白くない」「なぜ続けているのかわからない」と言っていました。
なぜ辞めなかったかというと、以下の理由ではないでしょうか
- 惰性とはいえ3年半も続けたこと
- ラジオを100%楽しむため
ラジオを楽しむために楽しんでいないアプリを続けるなんて我ながらどうかしている理由ですね。
惰性とはいえ3年半続けた
3年半続けたことはもはや習慣です。
アプリをやめてしまったら、3年半の苦労が無駄になります。
「せっかくここまでレベル上げたし‥‥」
「せっかくあの武器もゲットしたし‥‥」
という気持ちになります。
しかし、こんなことを考えていてはだめなんです。今までの苦労が無駄になりますが、面白いと感じていないゲームに費やす時間そのものが無駄ですから。
‥‥これを言っては元も子もありませんが。
もしもたくさん課金していたら上記に加えて、
「こんなにお金を使ったのに!」
とやめるのにもっと踏ん切りがつかなかったと思います。
ラジオを100%楽しむため
僕はラジオを聴くのが好きで、一日のほとんどの時間にラジオを聴いています。
聴いている番組のパーソナリティがいまだにドラクエウォークをやっている人がちらほらといます。リリース直後に比べたら随分と頻度は減りましたが、ごく稀にドラクエウォークの話題が出ます。
そのときの話が理解できるように、まだ惰性で続けていたという側面もあります。
思えば、僕は普段アニメを見ないのにラジオで話題になっているからとアニメを見て、劇場版も見に行きました。
パーソナリティが熱量高く話しているからと恋愛リアリティーショーを見ました。考えてみたらそれがきっかけでアマゾンプライムに入会しました。
僕が行動することの多くは「ラジオを楽しむため」なのかもしれません。
ラジオの影響力、すさまじいです。
まとめ:ドラクエウォークをやめた分、勉強を加速させなければ!
こうやって考えてみたら、逆によく3年半も続けたなあという印象です。
なぜ自分がはじめて、どこに魅力を感じて、どういう理由でやめようと思ったのか、などを考えるのは結構おもしろいです。
まさかドラクエウォークを惰性で続けていた理由が「ラジオを楽しむため」だったとは自分でも意外でした。
もちろんはじめたきっかけでもある「ドラクエだから」3年半続けられたということもあります。
3年半の習慣はなかなか抜けず、前の記事で書いたように、未だに多く歩いた日は少し損したような気持ちになります。
しかし今の自分の生活の優先することは、現状を抜け出して転職をすること。もしくは自分でお金を稼ぐチカラを身につけること。
今の僕にはドラクエウォークに限らず、ゲームアプリをやる時間は必要ありません。作り出した時間をスキルアップに使って、一年後の自分が今とは違うところに行けているといいなあと願います。
しかし、結局ブログを書くのに時間がかかり、今日もまた勉強できずに寝る時間‥‥。