輝くRhythm
横長の瞳がきらり
やわらかな唇 ふっと揺れる
草をかじって ぷくっとおなか
日向の匂いに包まれて
眠たそうに見上げた空
光の粒が毛並みに踊る
小さな吐息も歌になる
静かな奇跡がここにある
耳がパタパタ rhythm刻む
土をならして そっと腰を下ろす
ふいに ころんと転がって
青い風が頬をなでる
草のざわめき 胸にひびいて
やさしい時間が今を包む
誰も知らない この瞬間が
音に変わって空に飛ぶ
光の中で はじけるrhythm
風にまかせて 心はfree
Jump with me, step with me
ヤギと笑うだけでいい
日向に響く 草のmelody
青空を駆けるようにswing
Jump with me, laugh with me
いつもヤギと笑えればいい
やわらかな鼻に触れたら
小さな宇宙がそこにあった
見てるだけで ときを忘れる
君といれば 世界がかがやく
夕暮れ色に染まる草原
風にそよぐ 影が踊る
小さな瞳がこっちを見て
言葉の代わりに歌をくれる
日差しに揺れる 草の匂い
一口ごとにrhythmが生まれる
足元に広がるmelody
歩くたびに響いてゆく
明日もきっと続いてゆく
同じ空の下で奏でよう
心の奥に眠るrhythmを
いつも自由に響かせて
草だけ食べる それがrule
手紙は食べない それがtruth
君と過ごすこの瞬間が
すべてをきらめきに変える
月明かりの下で声を重ね
夜風に揺れる星を見上げて
小さなrefrainを繋げて
永遠みたいに響かせる
光の中で はじけるrhythm
風にまかせて 心はfree
Jump with me, step with me
ヤギと笑うだけでいい
朝も夜も 輝くrhythm
心の奥で踊りつづける
Jump with me, laugh with me
いつもヤギと笑えればいい
笑い声が夜に溶けて
また明日も響き出す
ミニ解説
ヤギのかわいいところを詰め込みました。
横長の目、柔らかいくちびる、草を食べてぽんぽこりんに膨れたおなか、頭を振ったときにでんでん太鼓のように遅れてパタパタと音の鳴る耳、座る前に前脚で地面を整える姿、地面にごろごろと転がる姿、ぷにぷにの鼻、草を食べる音、テンションが上って跳ねる様子‥‥
上げたらキリがないですが、そういう僕が普段感じている好きなところを詰め込みました。
そしてそんなヤギとこれからもずっとそんな日々を過ごしたいなと思って作りました。なので歌詞は朝から始まり、夜になり、また明日が来るように終わっています。
多幸感のあるような曲が作りたいと思い、また男女のデュエットが作りたくて挑戦しました。
そしてこれが地獄でした。
技術的なことでいうと、AIはまだまだ男女のデュエットが苦手です。
パートの歌いわけのバランス、全然違うサビや2番になると全然違う声の人が歌い始めて、何人組なんだよ、となったり、ユニゾンにしたいのに、やたらとサビでハモったり、ぶっちゃけそんなに上手じゃなくていいのにビブラートとか歌唱テクニックがすごかったり、自分のイメージしているような20代くらいのツインボーカルのオシャレバンドに近づけるのが本当に大変でした。
実はこの1曲だけで、最初に作った「Paperless Love」に費やした時間を超えています。
その結果として、とても満足のいく、良い曲になったのでは、と思っています。
‥‥苦労したから文章が長くなってますね。