10月の頭に那須へ旅行へ行きました。
南ヶ丘牧場へ2日連続で行き、茶臼岳にも登ってきました。とても那須が気に入って、近いうちにまた行きたいと考えています。
しかし旅行をするにもお金が必要です。現在無職の僕にとっては、おいそれと旅行に行けるほどの蓄えもありません。前職は家族経営の町工場ですから、給料だってたかが知れています。
どうにかしてお金を稼がなければなりません。
もう会社で働くのは嫌だと思いつつも、フリーランスで生活できるほどの知識もスキルもありませんから、おそらく次も会社員になると思います。
那須の温泉に一人浸かりながら、これからの自分がどのように働きたいのかが頭に浮かんできました。いわゆる「転職の軸」というやつです。忘れてしまわないように、書いておきたいと思います。
次に働く会社に求める条件:有休が取りやすい
旅行をするなら平日のほうがいい
旅行をしたのは月曜から水曜です。
当たり前ですが、人が少なくていいなあと思いました。どこへ出かけるにしても空いているほうがありがたいです。やはり旅行をするならこれからも平日に旅行をしたいです。
そうはいってもシフト制ではなくてカレンダー通りの休みがいいです。その上で有休が取りやすいところが理想です。やはりカレンダー通りで休めて有休が取りやすいと、平日を含めての連休が作りやすいので憧れます。
前々職は比較的有休が取りやすく、旅行も度々行っていました。あらためて自分が旅行が好きなことに気が付きました。
前職ではほとんど有休が取れなかったため、旅行をしたのもかなり久しぶりでした。
前々職は有休が取りやすかった
前々職は自分がチームの管理をしており、仕事の見通しが立てやすく、有休が取りやすい環境でした。
自分が率先して取ることで、チームのみんなも休みやすく、とても上手く回っていました。自分がいなくてもチームを回せるようにして、1ヶ月弱有休を取ってブラジルへ行かせてもらいました。
じゃあそこで働き続ければよかったじゃないかという話なんですけどね。会社が経費削減のために、業務を地方に移管したため、その働きやすかったチームは解体してしまいました。
それから色々とあって、働きづらい部署へ行くことになりました。有休も取れず、残業も多く、ハラスメントもひどくて、退職をしました。
前職(町工場)は有休取得率がほぼゼロ
前職は有給取得率がほぼゼロの会社でした。従業員に年間で5日間の有休を取らせなければならないという認識もしていない会社でした。
仕事量がとても多かったわけではありません。
全体の仕事量を従業員へは共有してもらえず、余裕があると思ったら、次の日に大量の仕事が来たり、自分だけ難しい仕事が来たり、忙しいと思っていたら急に1日ヒマになることがありました。
仕事の見通しが立たず、1ヶ月後はおろか、1週間後に自分がどのような状況かがわからなかったため、気安く有休を取れる環境ではありませんでした。
仕事の回し方を変えようと働きかけましたが、これまでの会社のやり方がベストだという考えの経営陣にはただ文句を言う人と捉えられ、「ここは僕の会社だから。嫌なら自分で会社をやれば?」と言い出す社長でした。
なぜ全体の仕事量を見えるようしないのかというと、社長だけが簡単な仕事を選んでいることがバレてしまったり、一人にだけ難易度の高い仕事を押し付けていることがバレないようにという対策です。バレてましたけど。
「会社として」というか「社会人としてどうなの?」という会社でした。
当時の軸は「残業がないこと」だった
なぜそんなところへ入社したのかというと、当時の僕は「残業がないところ」ということを第一に仕事を探していたからです。
たしかに残業はほとんどありませんでした。しかし、わかったことは、どんなに残業がなかったとしても有休も取れなかったり、会社に尊敬できる人が一人もいないような環境では、早い時間に家に帰っても何もする気力がおきないということです。
現在の僕は、一緒に働く仲間だったり、会社として健全であれば、ちょっとくらいの残業をしたところでなんとも思わないかなと考えています。もちろん残業がないに越したことはありませんが。
次に働く会社に求める条件:リモートワークという選択肢
意外と家でもサボらずにできる
コロナが流行してから、一気に加速したリモートワークですが、前職は製造業なので全く関係ありませんでした。工作機械がないと仕事になりませんし、家に持って帰るなんて絶対無理な重量ですし。
近ごろではコロナが落ち着いてきて、リモートワークをやめて出社させるようになった会社も多くなったと聞きます。
しかし、選択肢としてリモートワークが選べる。フルリモートでなくてもいいので「月に何回くらいはリモートでもいいよ」みたいな環境であったら嬉しいです。
現在僕も家で一人でブログを書いたり、イラレで何かを作ってみたりということをしているのですが、やってみての感想は「案外できるじゃん」ということです。もっとサボりまくると思っていたのですが、1日8時間程度はPCの前に座って何かしらを進められています。
通勤に縛られず、旅行しながら働けるかは不明
出社がなく、今の自分がブログやら勉強やらをやっているように働けたら嬉しいなあと思います。
リモートが一気に広まったときにメディアで取り上げられていたように、働く場所も選ばず、旅行先からも仕事ができるのでしょうか。
旅行先からも仕事をすることが可能なのであれば、有休も取りやすければ、気軽に旅行をしながら働くこともできるので理想的です。那須の旅行へもノートPCを持って行ってブログの更新もしましたし。
正直リモートワークについては体験したことがないのでわかりません。理想と現実は違うのかもしれませんが。
次に働く会社に求める条件:副業OKであること
これまでにも現在も、副業でバリバリと稼いだことはありません。
しかし、国が副業を推奨している現在において、それでも副業を頑なにNGにする会社はちょっと体質が古いのかなという印象です。
前職の町工場の就業規則はもちろん副業を認めていませんでした。まあ、就業規則なんてカタチだけ作って何年も改定されないまま実情とは全く異なるものでしたが。
これから何か自分ができることを探して何か会社以外でもお金を得られるようにしたいと考えています。副業NGだと業務以外の自分のスキルを高めようとしないと思うので、副業が盛んな会社のほうが、周りに感化されて自分自身も何かを見つけようという思考になるのかなと考えています。
そもそも数年前から日曜日の午前中に趣味のスポーツを子どもたちに教えていて、たまに月謝をもらうのですが、それは副業に入るのでしょうか。
どちらにせよ副業はOKの会社でなければダメです。
まとめ:現実にどうなるかは不明。でも理想を立てるのは自由。
挙げてみたところで、こんな理想的な会社に入れるんでしょうかね。
有名企業はここまでしっかりとした環境で働けるんでしょうけど、僕は大した経歴もスキルもないでしょうから、なかなか難しいような気持ちがします。それでも理想の会社を考えてみるのは自由ですから。
逆に転職をするにあたり、転職の軸をしっかりと考えることは大事なことです。それを曖昧にしてしまうと、行き当たりばったりでグラグラした職探しになってしまいます。
僕の場合の転職の軸は以下の通りでした。
- 有休が取りやすいこと
- 毎日でなくてもいいからリモートワークができること
- 副業ができること
適当な会社に入らないように気をつけないといけないですね。
そもそも今後がどうなるかわからないですが。