東京、神楽坂。
風情のあるお店も多く、洗練された大人たちが愉しむ上品な街。そんなハイセンスな場所にアルパカとふれあえる場所があることを知りました。
普段聴いているラジオで
「なんと神楽坂でアルパカと会えるんです」
と中継していたんです。
そんな場所があったのか! と驚いた僕は、それを聴いてすぐに行くことにしました。
結論から言いますと「アルパカふれあいランド」とってもおすすめです。
アルパカの愛くるしさはもちろん、アクセスもよく、スタッフさんもアルパカ愛に溢れていて、ホントに最高でした。
今回はアルパカふれあいランドについてご紹介します!
圧倒的に人馴れした「アルパカふれあいランド」のアルパカ
神経質なイメージのアルパカが‥‥
少し前からアルパカを飼育しているふれあい施設が増えたように感じます。かつては憧れの動物だったアルパカも、随分と身近な動物になりました。
果たしてアルパカに対してどんなイメージがあるでしょうか。
ふわふわもこもこ、かわいい、穏やか、テレビCM、臆病、怒るとツバを吐く‥‥などなどあると思いますが、僕にとってアルパカといえば「神経質」なイメージがありました。
実際にふれあおうとしてみると、さわるのを嫌がられたり、そもそも近くに来てくれなかったりすることが多くあったからです。
「アルパカとふれあえる」とはいえ、実際のところはどうなんだろうなあ。あまり期待しすぎなようにしよう。
実はそう思いながらアルパカふれあいランドへ向かったのでした。
しかし行ってみてビックリ。全ては杞憂に終わりました。
驚くほどに人馴れしている‥‥!
アルパカふれあいランドのさつきちゃんとあかねちゃんは全然違いました。
触れられることに馴れているようで、撫でても嫌がる様子は全くなく、逃げることもありません。
あかねちゃんのほうが好奇心旺盛なようで、むしろあかねちゃんのほうから人間のほうへと近づいてくることもありました。
アルパカふれあいランドはケモノ臭がしない
動物園やふれあい施設などに行くと、気にする人もいるのが動物たちのニオイについて。
我々人間にも体臭はあるでしょうし、そもそも僕は動物のいる施設はそういうものだと思っています。
しかしたまに施設の入り口などで、ニオイについてネガティブなことを言っている人たちを見ることがあって嫌な気持ちになることがあります。
それはさておき、アルパカふれあいランドへ行ってみて大変驚きました。
アルパカたちから、いわゆる「ケモノ臭」がしない!
聞くところによると、そもそもアルパカはきれい好きで体臭もほとんどなく、トイレも決まった場所でするそうです。
外で飼っていたり、ブラッシングをしなかったりすると、毛に色々なものがついたり、汚れたりでニオイの原因になるとのことでした。
アルパカからニオイがしないのは、スタッフさんの日々の細やかなケアの賜物です。
アルパカふれあいランドだからできる「パカ吸い」とは?
上記の通り、毎日の丁寧なブラッシングのおかげでアルパカたちからは嫌なニオイが全然しません。
そしてなにより、毛がとってもふわふわなんです。
触ってみて驚きました。ヤギとも羊とも違う、そして今まで僕が触ったことのあるアルパカのものとも違います。
よくあるような、ふれあい施設にいる動物たちをさわると手がべたべたとする感じが全くありませんでした。
ひたすらにふわふわ。そして無臭。スタッフさんの日々のケアの賜物です。
そしてそんなスタッフさんのおすすめが「パカ吸い」
猫に顔をうずめて息を吸う行為のことを「猫吸い」といいます。
そうです、猫吸いのアルパカ版です。
ふわふわのアルパカの毛に顔をうずめる‥‥。
これも圧倒的に人馴れした、アルパカふれあいランドだからできることです。
突然後ろから近づくと、驚いて後ろ足で蹴られてしまう可能性があります。アルパカに気をつかいつつ、スタッフさんの指示にしたがってパカ吸いをしましょう。
随所に感じられるアルパカへの配慮
アルパカふれあいランドで感じたのは、ひたすらにアルパカへの愛情でした。
これまで書いてきたような日々のブラッシングだけでも、とてもアルパカを大切にしているんだなと感じます。
それだけではなく、SNSをチェックするとアルパカたちを散歩させている様子が投稿されています。ほぼ毎日のように散歩をさせているようです。
またスタッフさんに伺ったところによると、たまに放牧にも連れていくそうです。馴れない都会で暮らすアルパカを第一に考えているのが伝わります。
僕自身ふれあい施設が好きでよく行きますが、たまに気になるのが動物への配慮について。
年中無休で夜遅くまでやっていたり、動物たちが「嫌だな」と思ったときに逃げ場がなかったり‥‥。
動物たちのストレスが、専門家でもない僕ですら見えてしまうような場所へ行くと嫌な気持ちになってしまいます。
アルパカふれあいランドは月曜日が定休日となっており、営業時間内にもアルパカのお昼休みや休憩時間があります(※記事執筆時の情報です)。
また施設内も10人が定員として決まっているため、その人数ならスタッフさんの目も行き届くので安心です。
アルパカの体調をしっかりと考えながら、我々人間もふれあえて幸せになれる。
本当に信頼できるし、応援したくなります。
アルパカふれあいランドについて
新宿区岩戸町19番地 一五屋ビル102
■アクセス
都営大江戸線 牛込神楽坂駅 徒歩1分(A3出口)
東西線 神楽坂駅 徒歩5分(1a/1b出口)
飯田橋 徒歩7分(B3出口)
■営業時間
10:00〜18:00(最終受付 17:30)
30分単位 事前予約制
月曜定休(祝日・振替休日の場合は翌日)
予約はコチラから(前日まで)
当日は電話にて予約可能。
■利用料金
平日30分 [大人]1000円 [子ども]500円
土日祝30分 [大人]1200円 [子ども]600円
アルパカのごはん 100円
クレジットカード 電子マネー可
※子ども料金は高校生まで(3歳以下無料)
※30分ごとの定員は10人まで
※2023年6月現在の情報です。必ず公式サイトをご確認ください。
ふれあいまでの当日の流れ
前日までに予約を済ませます(当日は電話にて予約可)。
アルパカふれあいランド隣の「アルパカワールド」に予約時間の5分前までに到着するようにしましょう。
受付をするのも隣の「アルパカワールド」にて行います。
ふれあいかたについての説明動画を見て、気をつけなきゃいけないことをしっかり頭に入れましょう。
アルパカふれあいランドへ移動してロッカーに荷物を預けます(ロッカーの札が可愛い)。
しっかりと手を洗ったら、アルパカとのふれあいがスタートです!
まとめ:アルパカふれあいランドは最上級のふれあいスポット!
「アルパカってかわいいんだけど、難しい性格してる印象があるんだよなあ」
行ってみるまではそう思っていました。
そして、アルパカの概念が変わります。
ふわっふわで、顔をうずめても嫌がらず、ニオイも全然気にならない。何よりとんでもなくかわいい。
そんなアルパカふれあいランドにはお得な回数券もあります。
アクセスも抜群なので、都内へ用事があるときにフラッと立ち寄れる場所です。これは通います。
これを書いている時点でも、週末に都内に出かける予定があるので午前中に行こうかと考え中です。
ちょうど会社で嫌なこともありましたし「パカ吸い」で心を浄化してもらわなければなりません。