登山シロウトが茶臼岳(栃木県那須町)に大した装備もせずに登った

茶臼岳の写真のアイキャッチ

那須高原へ行ってきました。無職になり行きたいところはたくさんあるんのですが、予算などの都合からかなり行きやすいところへの旅行となりました。

急遽旅行へ行くことになり、行き先も慌てて決めたため、ろくに調べなかったのでYouTubeを参考にしました。そこで気になったのが茶臼岳(那須岳)でした。

僕は登山の経験がほとんどありません。ほとんどと言うより山に登った記憶がありません。あの高尾山にすら登った経験がなく、せいぜい滝を見に行く程度です。

そんな登山初心者の僕ですが、茶臼岳に登ってきました。

そもそも登頂する予定ではなかったので、靴や服など大した装備をしていませんでしたが、かなり楽しく気持ちよく登ることができました。

今回は、登山初心者の方や那須旅行を考えている方、茶臼岳に挑戦予定の方に向けて、登山初心者の僕が茶臼岳に登った靴や服装、ルートや時間などをお伝えしたいと思います。

自然に囲まれるのも歩くのも好きなんですが、なぜか登山を通らずに30年以上生きてきました。しかしこれをきっかけに登山にハマりそうな気配がしています。

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目次

大した装備を揃えずに10月の茶臼岳に挑戦

那須ロープウェイ山頂駅からの茶臼岳山頂の写真

僕が那須観光の参考に観たYouTubeは、茶臼岳山頂まで登らずに「牛ヶ首コース」を歩いていて、「登山靴を履いてきていないので、山頂へは行かず山肌を歩きました」という旨のテロップが出ていました。

それを観て「やはり登山靴を履いていないと登頂は無理なのか」と思い、それでも動画内での茶臼岳からの眺めが素晴らしかったので、僕も牛ヶ首コースを歩く予定を立てました。

しかし、茶臼岳へ行く前日の夜のこと。ホテルから那須ロープウェイまでの道のりを調べていたときに、出来心から茶臼岳の登頂について検索をしてみました。すると「登山初心者でも気軽に登頂できます」「スニーカーでもOK」「本格的な装備がなくても大丈夫」などの文言が目に入ってきます。

当日になり、ロープウェイで9合目まで上りました。そこから少し歩くと、牛の首コースか山頂を目指すかの分岐があります。

この時点で山頂までの道はかなり傾斜があるように見えて、不安でしたが「ダメそうだったらすぐに引き返そう」と妻に話して挑戦してみました。

一度踏み出してしまうと、引き返すことってなかなかできないものです。怖いなと思いながらも、引き返す選択肢が頭から抜けてしまっていました。

ひたすらに登って、山頂にたどり着くことができました。

実際に10月の茶臼岳を登ったときの服装や靴について

茶臼岳の登山道の写真

履き慣れた靴(運動靴・スニーカー)でも大丈夫かは天候による

僕が茶臼岳へ履いていったのは、オニツカタイガーのHMR PEAK LOです。

オニツカタイガーのHMR PEAK LOの写真

トレッキングシューズをベースにデザインされていますが、あくまでもカジュアルスニーカーです。登山用に作られた靴ではありません。

妻はKEENのジャスパーを履いていきました。

KEENのジャスパーの写真

こちらもアウトドアテイストのデザインですが、登山用の靴ではなくアウトドアスニーカーという位置づけです。

砂利道では滑ることがありましたが、それはトレッキングシューズを履いていても傾斜のある砂利道では滑るのではないかなと思います。トレッキングシューズは濡れた土や岩場などでは滑りにくく作られているように思いますが、砂利道ではどんな靴でも滑るのではないでしょうか。

今回僕が茶臼岳に行った日はとても天気がよく、岩場も地面もしっかり乾いていたのでスニーカーでも難なく山頂まで行くことができました。しかし前日の天気が悪かったなどで地面が湿っていた場合は、スニーカーでは滑りやすいと思われますので気をつけたほうがよいです。

ちなみにすれ違った人の中には裸足という猛者もいました。

茶臼岳はスニーカーでも山頂へ行くことできましたが、もしも再び茶臼岳へ行くことがあったら、僕はトレッキングシューズを履いて行きます。

ちなみに山頂を目指さない「牛ヶ首」への道も「スニーカーでもラクラク行けます」という文言がありますが、実際に行ってみた感想としては細かい石がごろごろあるので歩きづらいです。むしろ牛の首へスニーカーでラクラク行けることがあれば、山頂までも行けると思います。

茶臼岳へは温度変化に対応できる服装で

当日(10月3日)の服装は、夫婦揃って上はジオラインLWの上にTシャツ。下はうなぎの寝床のもんぺでした。

牛ヶ首での記念写真
登山当日の格好は夫婦共にこんな感じでした

登山シロウトでも、普段の肌着はジオラインを愛用しているため、登山用の高機能インナーを持っていてよかったです。ボトムスはもんぺがとても快適でしたが、もう少し寒い季節だったら保温性がないので不向きだったかもしれません。

当日の山頂の気温は8℃で、風が強かったです。歩いていて多少の汗はかくし、それでも冷たい風が吹いていて、自分が暑いのか寒いのかよくわかりませんでした。寒さに対応できるようにとカーディガンを持っていきましたが、風を通すので大した効果がなかったです。風を通さないウインドブレーカーがあれば快適に登れたと思われます。

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茶臼岳:登山ルートや所要時間

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