うなぎの寝床もんぺ:お気に入りすぎて4年以上はいていた

ベランダに干されているもんぺの画像

夏は基本的に白いTシャツ、もんぺ、ワラーチで生活をしています。

働いているときもこの格好で出勤をして、会社で作業着に着替えていました。

今回は春から秋にかけてほぼ毎日履いてるうなぎの寝床のもんぺについて紹介したいと思います。

はじめて購入してから4年以上経っていました。

はき心地がよくて、はいていてサマになるような気がしますし、ガシガシ使えてオススメです。

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目次

うなぎの寝床のMONPE(現代風もんぺ)について

うなぎの寝床の”現代風”もんぺとは?

うなぎの寝床のもんぺの画像

福岡県八女市にあるアンテナショップ「うなぎの寝床」のもんぺです。

もんぺといえば、元々は戦中の活動着で、その後に農作業着として全国に広まりました。

もんぺは本来お尻周りが大きくゆったりとしたシルエットですが、うなぎの寝床の「現代風もんぺ」はその名の通り「現代風」です。

従来のもんぺに比べると細身でスッキリとしたシルエットです。

現代風もんぺと従来のもんぺの違いについての説明画像
従来のゆったりとしたもんぺも「ファーマーズMONPE」として販売されています
引用:うなぎの寝床 MONPE「形状について」より

僕は「無地 アースカラー モスグリーン」と「うなぎの寝床×わざわざ コラボもんぺ デニム」の2種類を持っています。

わざわざ」は長野東御市にあるパンと日用品のお店で、そちらとうなぎの寝床がコラボしたもんぺは通常のもんぺと違ってダブルポケットで、しっかりとした生地が特徴です。

うなぎの寝床のもんぺのポケット部の画像
わざわざコラボ(右)はダブルポケット

うなぎの寝床のもんぺのサイズ感

うなぎの寝床のもんぺをはいてみた様子
うなぎの寝床のもんぺ Lサイズ(172cm 62kg)

僕は普段Mサイズのボトムスをはいていますが、もんぺはLサイズを選びました。

うなぎの寝床のもんぺをはいてみた様子(後から)

実際に試着をしてMサイズの場合はしゃがんだときに膝周りが少々きつく感じたことと、ややルーズにはきたいと思っていたのでLサイズに決めましたが、ここらへんは好みの問題です。

またウエストはゴムが入っていて、紐もあるので結ぶことでサイズ感を調節可能です。

うなぎの寝床のもんぺの腰回りのゴムと腰紐の写真
ウエストはゴムと紐がある

たまに妻が僕のもんぺをはいています。

Lサイズであってもウエストの紐をしばることで、150cmの女性でもはくことができます。

こういうフトコロの広さももんぺの魅力です。

うなぎの寝床のもんぺの裾に入っているゴムの写真
裾にはゴムが入っている

さらにもんぺの裾にはゴムが入っています。

しぼるとジョガーパンツ風でよりアクティブな印象になります。

うなぎの寝床のもんぺのここが素晴らしい

もんぺをはくようになってから4年が経ち、どんなところが僕を虜にしているのかを考えてみました。

  • ストレスフリーである
  • 畳むとTシャツくらいコンパクトになる
  • 洗濯しても乾きが早い
  • はき続けると変化が楽しい

パッと思いつくのはこんなところです。ひとつずつ見ていきましょう。

軽くて動きやすい。とってもストレスフリー。

もんぺは作業着として生まれました。

作業着由来のボトムスといえばジーンズがあります。ジーンズは「丈夫なものがほしい」との要望で完成しました。一方もんぺは「動きやすさ」を重視されて完成しました。

戦時中の活動衣として、素早く動けるようにと女性はもんぺの着用が義務付けられていたようです。

そんな歴史を持っているもんぺですから本当に動きやすい。腰やお尻周りがゆったりしていて足の可動域を制限されません。

カエルのマスクをかぶってカポエイラをする画像
思えばこの写真でももんぺをはいている

また吸水性もよくサラッとして肌に貼り付くことないので夏場でも快適に過ごせます。適当な短パンをはくより心地いいのではないでしょうか。

そしてその軽さ

うなぎの寝床さんによると、ベーシックなもんぺが180g、厚手のものでも250gと一般的なボトムスの半分程度の軽さです(チノパン:440g、ジーンズ:600g)。

持った感じはTシャツと大差ないくらいの軽さです(検索してみたら、Tシャツは約200gだそうです)。

動きを制限されないカタチだし、軽いし、こんな理想的なボトムスはそうそうありません!

もんぺを畳むとTシャツくらいコンパクトになる

畳んだもんぺと畳んだTシャツを並べた画像

携帯性も素晴らしく、畳んでみるとそのサイズはTシャツと大差ありません。旅行に持っていくときにとても助かります。

旅行先では荷物になるので同じボトムスで過ごしがちです。一般的なボトムスは畳んでもかさばりますし重いです。

そして日帰りの山登りなどでも大活躍します。

下山したあとに温泉などに入り、帰りはリラックスした服装に着替えたいものです。そんなときにもんぺをカバンにポンッと入れておけばよいのです。

ワラーチも荷物になりませんから、ワラーチともんぺをカバンに入れておくことが多いです。

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このアイキャッチの画像でももんぺをはいています

洗濯しても乾きが早い

もんぺは生地が薄いので、洗濯してもすぐに乾きます。

僕が愛用しているアースカラーはもんぺの中でも厚手のものですが、それでも一般的なボトムスと比べたら圧倒的に早いです。

暖かい季節であれば、30分から1時間もあれば乾いてしまいます。

一日はいたもんぺを夜に洗って干しておけば、翌朝には乾いているので、それをはいて出かけることができます。※もちろん気温や湿度によるので、必ず乾いているとは言い切れません。

前述した携帯性と乾きの早さは海外旅行などでも活躍すると思われます。

以前3週間ほどブラジルに行っていたことがありますが、そのときにもんぺを知っていたら必ず持って行っていました。

はき続けると、もんぺの変化が楽しい

使いこんだもんぺ

洗濯をしていると風合いが変化します。

生地が柔らかくなったり、色落ちして雰囲気が変わります。これが楽しいですし、自分のもんぺが愛おしくなります。

はき込むことで身体に馴染んできて、生地もくたっと柔らかくなり、色落ちもする。「日本のジーンズ」というキャッチコピーがうなぎの寝床のもんぺに付けられていますが、まさにそのとおりだと思います。

僕のもんぺも購入してから4年が経ち、新品のときと比べると随分と雰囲気が変わりました。

厚手のもんぺの特徴であるネップの画像
厚手のもんぺの特徴であるプツプツとした「ネップ」で表情豊か

たまに新しいものも欲しくなりますが、このもんぺは宝物です。

うなぎの寝床のもんぺのここが気になる

そんな素晴らしいもんぺですが、あえて気になるところを挙げてみるとしたらこんなところです。

  • ポケットの位置がはじめは慣れない
  • やはり価格がかわいくない

無理やり捻り出したようなものですが、ひとつずつみていきましょう。

前ポケットがはじめは慣れない

うなぎの寝床のポケットの位置の写真
もんぺの代名詞「前ポケット」

もんぺのポケットは前についています。

もともと作業着であるもんぺは、立ったり座ったりが多いことを想定して作られています。おしりのポケットを取っ払って前につけることによって、立ち座りをしやすくしたそうです。

これが一般的なボトムスにはき慣れているとはじめのうちは慣れません。何かをポケットにしまおうとして、空振りすることが多かったです。

もんぺの前ポケットに手を入れている写真

しかしもんぺにはき慣れると普通のボトムスをはいたときに、今度は前ポケットを探して空振りすることがあります。

人間の適応能力ってすごいです。

つまりすぐに慣れるので大丈夫です。

ただ僕はあまり重たいものを入れるのが好きじゃないので、前ポケットには手ぬぐいを入れるくらいです。

もんぺの価格がかわいくない

うなぎの寝床のもんぺは、どれも1万円以上します。はじめて試すにしては少々値段が張るので躊躇してしまいます。

ファストファッションであれば半額以下でボトムスが買えてしまう時代です。

しかし購入を迷っているのであれば、一度取扱店へ行ってみて試着してみることをオススメします。そのはき心地のよさと軽さ、むしろはいていることを忘れるような快適さを体感してもらいたいです。

そして考えてみたら僕は4年以上同じもんぺを履いているわけですから、かなりお得なのではないでしょうか。

耐久性もあって長く楽しめますから、コストパフォーマンスに優れていると言えます。

僕がうなぎの寝床のもんぺに出会うまで

ストレスフリーなものをはきたい

うなぎの寝床のもんぺに出会う前は「タイパンツ」を愛用していました。

タイパンツをはいた画像
タイパンツをはいていたころの写真が全然見つからず‥‥

「ストレスの無いものをはきたい」と思ってたどり着きました。

タイパンツはアジアン雑貨店でかなり安く購入できて、軽いのではいていて楽で動きやすく、なんとなく雰囲気が出るので気に入っていました。

ただ安く買える現地のものは「色落ちがすごい」のと、独特な構造で「トイレがちょっと大変」なのが悩みでした。

ちなみに少し郊外へ行ったときには「あの人スカートはいている」と驚かれたことがありました。

もんぺを試着して、その快適さに驚いた

僕は日本人なので、なるべくなら日本にゆかりがあったり、日本製のものを見に付けたいと考えています。

タイパンツに代わるものとして、日本製でもっと良いものはないのかと探していて見つけたのが「もんぺ」でした。

しかしタイパンツと比べると10倍ほど値段が違うので躊躇していました。

ちょうど同じころに、偶然にも妻から「もんぺが気になっている」と言う話が出ました。数年前から目をつけていたのだけれど、値段が張るので手を出せないでいたのだと。

ファストファッションであれば3000円くらいでボトムスが買える時代です。

ただ、僕は妻が欲しいものは買ってあげたくなってしまうの病気です。

検索をしてみるとタイミングよく期間限定で東京での出店があったので早速行ってみました。そこで試着をした妻がはき心地に感動しているのを見たら、僕もはいてみたくなりました。

そして一度はいてみるとダメです。その快適さに虜になり、自分の分まで買うことを即決しました。

まとめ:毎日うなぎの寝床のもんぺをはいて暮らしたい

もんぺをはいてアルパカを散歩する画像
アルパカを散歩&飼育体験のときも夫婦でもんぺをはいていました

うなぎの寝床のもんぺは本当に素晴らしいんです。

  • はいてるのを忘れるほどの圧倒的ストレスフリー
  • コンパクトに畳めるので抜群の携帯性
  • 毎日洗濯して毎日はけるほどの速乾性
  • 「日本のジーンズ」の謳い文句どおりの育てる楽しみ

少々お値段は張りますが、お値段以上の価値はあると思っています。

やはり大活躍するのは春から秋にかけての暖かい時期ですが、この快適さを一年中体感していたいんですよね。

寒い時期でももんぺが楽しめるようにともんぺの下に履けるタイツのような「もんぺした」という品物があるのは知っているんですが、どうなんでしょう。

ずっと気になっているんですが、なかなか買う勇気がありません。

これまでは都内のセレクトショップなどで買うことが多かったんですが、いつか福岡の「うなぎの寝床」の実店舗にも行ってみたいと思っています。

そのタイミングで「もんぺした」を実際に手にとってみて、体感してみたいものです。

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