現在僕が使っているスマートフォンはiPhoneSE(第2世代)です。俗に言うiPhoneSE2です。
それ以前はiPhoneSE(第1世代)を使っており、SE2は発表と同時に購入しました。調べてみたところ2020年4月24日発売で、そのくらいに入手していますから約3年半使っています。
さてそんなiPhoneSE2ですが、そろそろ限界を感じています。15proに買い換えたいんですけどね。
今回は、iPhoneを長く使おうと思っている人や同じiPhoneSE2ユーザーの方々にむけて、iPhoneSE2を約3年半使ってどんな状態か、いつまで使えそうかを考えてみたいと思います。
3年半使ってそろそろ限界を感じるiPhoneSE2
3年半も使うとさすがに不調なところが出てきます。なにぶんノーメンテですからね。
現在不調を感じているのところは
- バッテリーの最大容量
- 本体の発熱
- 再生が止まる
- 動作が遅くなってきた
といったあたりです。
それぞれ詳細や考えられる原因を書いていきます。
バッテリーの最大容量は70%
3年半使っていて、現在僕のiPhoneSE2のバッテリーの最大容量は70%です。
交換の目安は80%と言われていますから、さらに劣化していることがわかります。1時間ほど使うと早くも50%ほどになってしまうので、外出時はモバイルバッテリーが必須です。
3年半も使っていたらバッテリーの劣化は仕方のないことですが、1つ思うのはドラクエウォークをやっていなかったらもっと長持ちしただろうなあ、ということです。
ドラクエウォークは常に起動させていなければならないので、バッテリーの消費が激しく、充電しながらプレイすることが何度もありました。充電しながらスマホを使うのはバッテリーを劣化させる原因とされています。
本体が熱くなる
使っていると本体が発熱します。ホッカイロくらいくらいの熱さです。
原因として考えられることは、バッテリーの劣化、基盤の劣化、ストレージの空き容量が少ないことだと思われます。
バッテリーが劣化するとバッテリーが熱を持ったり、基盤が劣化すると発熱に対して排熱が追いつかなくなることがあるそうです。
またストレージの空き容量が少なくなることにより、CPUに負担がかかり本体が熱くなることもあるとのことでした。現在の僕のiPhoneSE2の空き容量はかなり少なく、不要な動画や画像を消さなければならないんですけどね。
再生が止まる
iPhoneSE2ではRadikoでラジオを聴くことが多いです。
ここ数ヶ月での現象として、再生中にたまに止まるようになりました。原因については不明です。ワイヤレスイヤホンを使っていないときでも停止されるので、ミスタッチではないと考えられます。
ざっと調べた感じでは、スマホの劣化だったり、負担がかかると起こることがあるそうです。
動作がもっさりしてきた
すこし反応が悪くなってきました。
かつて「Appleが意図的に動作を遅くしているのでは?」なんてことがありましたが、その当時よりかは全然マシです。ただ、ときどきアプリを開くのに少々タイムラグを感じます。
3年半も経っているので仕方ないかなと思いつつ、ストレージの空き容量もあると思います。オンラインストレージにバックアップしているのでカメラロールの中を全部消してしまってもいいんですけど、なぜか抵抗があります。
iPhoneSE2の現時点(2023年)での不満点
3年半も使わせてもらって、今の不満点を挙げたところでなんですけどね。
- バッテリーの持ちについて
- カメラの画質について
僕としてはこの2点が気になります。逆にそれくらいしか不満がないのがすごいところです。
バッテリーの持ちについて
スマホの進化がだいぶ緩やかになったように感じます。以前に比べると、新機種が発表になっても目を見張るほどの進化が少なくなりました。
スマホの買い換えについて人と離すと100%といっていいほど出る話です。
「カメラとか使わねーし、どうでもいいんだけど、バッテリーの持ちが悪いから替えたいんだよねー」みたいな。
前述のとおり、現在の僕のiPhoneSE2のバッテリー最大容量は70%で、2時間ほど使うと充電が必要になります。1日に3回ほど充電するので面倒ですし、ちょっとした外出ですら重たいモバイルバッテリーを持ち歩くのが少々負担です。
カメラの画質について
写真はGRIIIxを持ち歩いているため気にならないんのですが、動画を撮るときの画質が少し気になります。
もともとカメラの性能については気にしていなかったのですが、今年の2月からInstagramをはじめたことが原因です。動物の施設に行っては動画を撮影して、毎日投稿するようになりました。
妻が使っているのはiPhone11で古いものなのですが、それでもSE2に比べるとはっきりと分かるくらいの差を感じます。画質のいいものを見て比較できてしまうと、やはりよく撮れるものが欲しくなってしまいます。
iPhoneのバッテリー交換は効果があるのか
Apple StoreなどではiPhoneのバッテリー交換をやってもらえます。AppleCare+に加入していれば、バッテリーの最大容量が80%未満になると無料で交換してもらうことができます。
AppleCare+に加入していない場合は有料となり、iPhoneSE2のバッテリー交換料金は11,200円(2023年9月時点)です。
バッテリー交換をすると、新品と交換されるわけですから最大容量が100%になります。本体の発熱などの不調もバッテリーの劣化が原因であった場合は解消されることになります。
これはやるしかない!と思いますよね。
しかし、以前僕が初代のiPhoneSEを使っているときにバッテリー交換をしてもらったのですが、そのときに効果をイマイチ感じることができませんでした。
よくよく考えてみると、現在の最大容量が70%ですから、100%になったとしても3割ほどしか電気の入る量は増えません。結局1日2回は充電することになるような気がします。
バッテリーを交換したところで電気の消費量が変わるわけではありません。バッテリーの減るスピードは変わりません。
バッテリーが減りが早くなることとして、基盤などの経年劣化やiOSなどのアップデートにより負担が増えるといったことがあります。こういったことはバッテリーの交換だけではどうにもなりませんから、結局のところバッテリーの持ちをよくするためには機種変更しか手はありません。
ただバッテリー交換だけでどれほど改善されるかは未知数です。高いお金を出していきなり機種変更をするよりかは、まず1万円ちょっとでバッテリー交換を試してみるのもアリです。
カメラを重視しない人はiPhoneSE2でまだまだやっていけるかも
前述したとおり、現在僕がiPhoneSE2に不満を感じているのは「バッテリーの持ち」と「カメラの性能」です。
カメラの性能と言っても、特別悪いわけではありません。おそらくパッと見た限りでは画質の悪さはあまり気にならないと思います。
結局一番の問題はバッテリーの持ちです。
スマホをゲームをしなかったり、しょっちゅうスマホを見たり、ヘビーに使わない人であれば何とか1日1回の充電でもバッテリーは持つかもしれません。
バッテリー交換についてはどれほどの効果があるのかが未知数なのですが、やってみる価値はあります。新品を買うよりは圧倒的に安いです。
また動きがもっさりしてきたと書きましたが、たまに気になるくらいで毎回遅いわけでもありません。ここから劇的に動きが遅くなるとはあまり考えられないため、バッテリーさえなんとかなれば、来年も問題なく使えると思います。
まとめ:まだまだiPhoneSE2は使えるが、新機種って魅力的だよなあ
3年半使ってきたiPhoneSE2の状態と、いつまで使えそうなのかを考えてみました。
まとめると、
- バッテリーの減りがさすがに早くなり
- 本体が熱くなったり
- 動きの遅さがたまに気になる
が
- スマホをガシガシ使わない人
- カメラの性能がほどほどでよい人
はまだまだ現役で使えます。
このまま平気で来年の4月までは使えるでしょうから、一時期は2年で買い換えていたスマホでしたが、5年くらい使うのが当たり前の時代になってくるように思います。
5年以上も使うと考えると、廉価版であるSEシリーズではなく、iPhone14、15などのナンバリングモデルが欲しくなってしまいます。そのときの最新であれば、長く使えることが予想できますから。
iPhoneSE2(256GB)は当時60,800円で購入しましたが、ナンバリングモデルはその2倍以上の値段だったりしますからねえ。
何をするにもお金がかかります。ましてや現在無職ですし‥‥。